sora2に登録して動画を作ってみたが、すでにレッドオーシャンだった
最近話題のAI動画生成サービス「sora2」に登録して、実際に動画を作ってみました。
しかし、結論から言うと 「完全にレッドオーシャン」 で、数字(再生数やフォロワー)を取るのは至難の業でした。
sora2とは?
「sora2」はテキストから動画を生成できるAIツールで、話題性が高く、SNSでも多くのクリエイターが参入しています。
数秒のプロンプト(文章)を入力するだけで、リアルな映像やアニメ調のムービーを自動生成できるのが特徴です。
YouTubeショートやX(旧Twitter)でも、リリース後数日でsora2で生成した動画がバズっていました。
そのため、私も興味を持って試してみることにしました。
sora2はすでにレッドオーシャン
実際に登録して動画を作成してみましたが、アップロード直後の反響は鈍く。
再生数も数十回止まりで、フォロワーも増えません。
タイムラインを見ると、
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すでに有名AIクリエイターに先を越され、大量に動画を投稿された状態になっている。
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被リンクやフォロワーの多いアカウントだけが伸びている
という構図ができあがっており、新規参入者が埋もれる状態 になっています。
かつては「早く始めれば伸びる」フェーズでしたが、今は「どれだけ影響力のあるアカウントで発信できるか」が勝負。
AIの精度や動画のクオリティよりも、拡散力のあるフォロワー構成 が重視されている印象です。
無料版では写真アップロードができない
もうひとつ苦労したのが、無料版の制限。
sora2の無料プランでは、写真をアップロードして動画化する機能が使えません。
私は別のAIである grokで生成した画像 を使って動画を作りたかったのですが、
無料版では写真に近いgrokの画像は、取りめず、イラストのような画像を元に作るしかない 状態でした。
有料プランにアップグレードすれば写真からの動画生成が可能になるようですが、
現状の競争状況を見る限り、課金してまで挑戦するメリットは少し薄いと感じました。
数字を取るのが難しい理由
sora2は非常に便利で面白いツールですが、多くの人が同じようなテーマや映像を生成している ため、差別化が難しくなっています。
特にAI動画は生成コストが低いため、
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「AI美女」
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「近未来都市」
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「夢のような風景」
といった人気ジャンルが大量生産され、似たような映像がタイムラインにあふれています。
結果として、いくらクオリティの高い動画を作っても、埋もれてしまう現状があります。
フォロワーが少なくても戦える戦略は?
それでも、まだチャンスが全くないわけではありません。
フォロワーが少ないクリエイターが戦うには、以下のような戦略が有効です。
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生成テーマを絞る( nicheジャンルを攻める )
例:歴史再現・和風幻想・都市伝説風など
他の人があまり作っていないテーマで差別化する。 -
ストーリー性を持たせる
単なる映像ではなく、「前編」「続編」など物語形式にするとファンがつきやすい。 -
投稿先を分散する
XやYouTubeだけでなく、Pinterestやnote、ブログなどでまとめて露出を増やす。 -
AI生成プロセスを公開する
「この映像はどう作ったか」を見せることで、生成ツール紹介系のフォロワーを獲得できる。
まとめ
sora2は非常に優れたAI動画生成ツールですが、
現時点では完全にレッドオーシャン化しており、単純な投稿では数字を取るのが難しい状況です。
無料版では写真アップロードもできず、他ツール(grokなど)との連携も制限されています。
ただし、テーマの工夫や発信の仕方次第では、まだ光る余地はある と感じました。
量よりも個性とストーリー性で勝負することが、これからのAI動画時代の鍵になるでしょう。
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