故人の解約したスマホはどういう運命をたどるのか?

2025年9月11日木曜日

終活・相続・供養

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今回は、スマホ解約の手続き後の様子をまとめました。身近な人が亡くなった後、故人が使っていたスマホや契約はどうなるのか――意外と多くの人が直面する問題です。今回は、料金の支払いとその後の流れについて整理します。


1. 利用料金の口座引き落としが止まる

故人が亡くなると、銀行口座は凍結されます。これにより、毎月のスマホ利用料金の引き落としも自動的に止まります。キャリア側では「未払い」として扱われ、契約が正常に継続できなくなります。ネットワーク利用制限が×の状態になります。


2. 使用料金の請求ハガキが届く

その後、携帯電話会社から自宅宛てに「利用料金未払い」のハガキが届きます。これは督促状のようなもので、指定されたコンビニ払込票や振込先を通じて支払いが可能です。相続人や家族が対応するケースが多いでしょう。


3. 支払いを行うとどうなるのか?

故人の場合は、未払い分を支払うと、スマホの「ネットワーク利用制限」が解除されます。これはいわゆる「赤ロム(利用制限中)」の状態から「白ロム(利用可能)」に戻るということです。これにより、そのスマホは再び通信に使える端末として認識されます。

最近では、コンビニでの支払いだけでなく、スマホのアプリを使って料金を支払った場合でもネットワーク利用制限が解除されることがあります。支払方法の多様化で手続きが簡単になっています。


4. ヤフオクやメルカリでの再利用

ネットワーク利用制限が解除されたスマホは、中古端末として売買可能になります。ヤフオクやメルカリといったフリマアプリでも「出品可能」な状態になり、動作確認済みであれば買い手もつきやすいです。特に最新機種や状態の良いものは高値で取引されることもあります。

実際に筆者も、口座凍結して一か月後にメルカリに出品してみたところ、ネットワーク利用制限に気づいて驚いた経験があります。やはり未払い状態が続くと、出品前に制限がかかることがあるようです。ただし、アプリを使って料金を支払った後は、翌々日に問題なくネットワーク利用制限が解除されました。


まとめ

故人のスマホは、

  1. 口座凍結で利用料金が未払いになる

  2. 携帯会社から請求ハガキが届く

  3. 未払いを支払うとネットワーク制限が解除される(アプリ支払いも有効)

  4. 中古市場で再利用・売買が可能になる
    という流れをたどるケースがあります。

相続の手続きや料金支払いは少し面倒に感じるかもしれませんが、端末を無駄にせず有効活用できる可能性もあるのです。

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