SeedDMS 6.0 日本語化|ワークフロー機能で週報・月報を効率管理

 

SeedDMS 6.0 日本語化|ワークフロー機能で週報・月報を効率管理



オープンソースのドキュメント管理システム SeedDMS 6.0 を日本語化して導入しました。
今回はワークフロー機能の動作確認として、週報・月報受領フロー を構築し、業務報告の効率化を試しました。


1. アカウントの追加

まず、ワークフローで使用するアカウントを作成します。

  • 担当者用(user)アカウント

    • 週報・月報をアップロードし、承認依頼を送るユーザーです。

  • 承認者用(manager)アカウント

    • ユーザーからの提出を確認し、承認・却下を行う管理者です。

SeedDMS の管理画面から「ユーザー管理」→「新規ユーザー作成」で、それぞれのアカウントを作成しました。


2. ワークフローの作成と状態管理

次に、管理ツールを使ってワークフローを設定します。

  1. SeedDMS の 管理ツール にログイン

  2. 「ワークフロー管理」→「新規ワークフロー作成」を選択

  3. フロー名に「週報・月報受領フロー」と入力

  4. ステップを追加

    • ステップ1:担当者(user)が文書を提出

    • ステップ2:承認者(manager)が内容を確認

    • ステップ3:承認または差戻しを実行

  5. ワークフローの状態(ステータス)を登録

    • 未提出(初期状態)

    • 提出済み

    • マネージャレビュー中

    • 差戻し

    • マネージャ承認済み

  6. 各ステップに通知や条件を設定して保存

            設定例を動画にしました。SeedDMS 6.0 日本語化:週報・月報受領フローの作成


3. 実際の操作例

これにより、文書の提出・承認状態が一目で把握でき、チームでの週報・月報管理が効率化されます。


💡 このように状態管理を含めたワークフロー設計により、承認忘れや提出漏れを防ぎ、業務の可視化を実現できます。

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