広告や不要なポップアップ、特定の要素を見たくないときに便利なのが**「コンテンツフィルタリング」**。
Google Chromeでは、拡張機能「AdGuard」を使うことで、ページ上の任意の要素を自由にブロックできます。
この記事では、
✅ AdGuardのインストール方法
✅ ユーザールールの設定方法
✅ Chromeのデベロッパーツールを使ったブロック対象の特定方法
を順を追って解説します。
1. AdGuard拡張機能をChromeにインストールする
まずは広告ブロッカーの定番「AdGuard AdBlocker」をインストールします。
手順
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Chromeの右上メニューから「拡張機能」 → 「Chromeウェブストアを開く」を選択。
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検索欄に「AdGuard」と入力。
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「AdGuard AdBlocker」を選択し、「Chromeに追加」ボタンをクリック。
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「拡張機能を追加」で完了。
💡AdGuardは無料で使える範囲でも高性能。広告や追跡スクリプトを自動でブロックしてくれます。
2. AdGuardのユーザールールを使って独自にブロック設定する
AdGuardでは、標準のフィルタリストに加えて、**自分だけのルール(ユーザールール)**を追加できます。
これにより、他人の環境にはないオリジナルなブロック設定が可能です。
手順
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Chrome右上の拡張機能アイコンから「AdGuard」のアイコンをクリック。
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「設定」 → 「ユーザールール」タブを開く。
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「自分でルールを追加」欄に新しいルールを書き込み、「保存」。
3. デベロッパーツールでブロックしたい要素を特定する
次に、ページ上で消したい要素(広告・ポップアップ・SNSボタンなど)のCSSセレクターを取得します。
これはChromeの標準機能「デベロッパーツール」で簡単にできます。
手順
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消したい要素(例:バナー広告)の上で右クリック。
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「検証 (Inspect)」を選択。
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右側の開発者ツールで、該当するHTML要素がハイライトされます。
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該当部分を右クリック → 「Copy」 → 「Copy selector」を選択。
これで、その要素を特定するセレクターがコピーされます。
例:
4. AdGuardのユーザールールに反映させる
取得したセレクターを使って、AdGuardにルールを追加します。
手順
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AdGuard設定 → 「ユーザールール」を開く。
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例えばyahooの場合、以下のようにルールを記述:
例:
-
「保存」をクリックすれば完了。
✅ ルール構文
##
はCSSセレクターによるブロックを意味しますyahoo.co.jpの部分は対象ドメイン。
サイト全体に適用したい場合はドメイン部分を省略可能です。
5. ブロックが反映されたか確認する
最後に、対象のページを**リロード(更新)**してみましょう。
指定した要素が非表示になっていれば成功です。
もし反映されない場合は:
-
セレクターが動的に変化している(再取得が必要)
-
サイト側のスクリプトで再生成されている
といったケースもあります。その場合はより上位の親要素を指定するのがおすすめです。
まとめ:自分好みにWeb体験をカスタマイズしよう
AdGuardのユーザールールを活用すれば、
「広告は消すけどおすすめ記事欄は残す」
「特定のSNSリンクだけ非表示」
といった細かい制御も可能になります。
不要な要素をスッキリ削除して、自分だけの快適なブラウジング環境を作りましょう。
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